家庭用品新聞 昭和62年(1987年)6月21日

トータルサービス“母の日”ニーズをつかむ
ハウスクリーニングをギフト化

ハウスクリーニングのトータル・サービス(東京都)が「母の日ハウスクリーニングギフト券」を発売したところ、ヤングミセスが実家の母や姑(しゅうとめ)に贈るケースが目立ち、ヤング層に“ソフト”ギフトニーズの高いことが分かった。
同社が母の日ギフトキャンペーンを打った理由は、新規顧客の開拓とハウスクリーニングに対する認知度を高めるため。
ギフト券は、2万円コースと3万円コースを用意。2万円コースは、換気扇フード付き、ガスレンジなど台所回りを掃除するコースや、レンジフードとガラスサッシを掃除するコースなど3パターンに分かれている。3万円コースは、Aコースの台所回り掃除に浴室やカーペットクリーニングを加えた内容。ほかに予算に応じて希望場所を組み合わせることもできるようになっている。
同社が実施したアンケート調査によると、毎日掃除をする家庭は51%。それに、2日に1度31%、週2回12%、週1回以下6%が続いている。いやな掃除個所には、換気扇レンジ81%、ガラス・サッシ・網戸60%、風呂場25%、トイレ18%が挙がっている。
今回のキャンペーンでは、ヤングミセスからの申し込みが目立った。これについて、同社では、「ミセスになって初めて、掃除が大変なことを実感し、それが実家の母や姑に対してハウスクリーニングギフト券を贈るきっかけになっている」としている。
また、各コースのなかでは、台所回りを中心としたコースの評判が良かったという。
同社では今後もギフトニーズの掘り起こしに努める方針で、取次店への働きかけを積極的に行っていく予定。

ここに注目!!

「母の日ハウスクリーニングギフト券」を発売。ヤングミセスが実家や姑に購入。今後もニーズ掘り起こしを積極展開。