新・自己主張のすすめ 〔セルフ・パワーを解き放て〕

自分は常に見られている、という意識を持って行動することが大切です。

山口恭一氏
トータル・サービス社長

昭和30年生まれ、昭和55年山口商会設立。57年、組織を法人化、株式会社トータル・サービス設立。現在グループ売上高34億円の企業に成長。日本木造住宅リフォーム協会理事長、トータル・コミュニティ理事長もつとめる。

「世の中には同じことを言っても損をする人、得をする人がいると思いますが、損をするタイプの人というのは他人のアラ探しばかりして自分も見られているんだ、という意識のない人だと思うんです。私は自己を表現する上での基本は見られる目、見せる目、人を見る目の3つが備わっていることだと考えております。女性などは“見られている”という意識でキレイになっていくということがよく言われておりますが、それは男性についても同じことで、見られる目によってがんばりもおのずと出てくるようになるんではないでしょうか。そしてそのがんばりを素直に見せて欲しいですね。また人を見る目に関してですが、先程も申し上げたように人の悪いところだけしか目がいかないようでは、何も吸収できない。よい先生、よい師を作って欲しいですね。100%できた人かどうかは別として、その人の持つ良いところを素直に真似していけばいいと思うんですよ。焼き鳥屋で上司の悪口ばっかり言っているような人はそれ以上伸びませんよ(笑)。
参考までに申し上げますと、我が社で新入社員を採用する際には、明るいこと、素直なこと、謙虚なこと、礼儀正しいこと、プラス発想のできること、の以上5つのことが備わった人を望みますね。これからの人には、やはり自己表現の3つの基本をしっかり身につけた上で、自己主張をして欲しいと思います。」

DANSEN(男子専科1992.3 No.74)