THE REFORM ザ・リフォーム 1995.7.5

亀岡太郎のホンネ対談

■大正15年、京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て経済評論家となる。文芸春秋、サンデー毎日など一流紙で経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。

外壁保全業のフランチャイズ展開を行なっているトータルサービスが、この7月から一般住宅市場をターゲットに、バスリフィニッシュ事業、「バスタブドクター」のFC展開をスタートした。同社はこれまでも海外の最新メンテナンス技術を導入したFCで事業拡大を図っており、この度一般住宅への切り込みは大いに注目される。今回は社長の山口恭一氏に登場いただき抱負を語って頂いた。

トータルサービス社長
山口恭一氏

プロフィール
やまぐち きょういち 1955年福島県生まれ。上京後経営者を志し、レジャー会員権の販売会社でトップの成績をおさめ課長就任。1980年「汚れる商売はすたれない」を信念に独立。インテリア・クリーニング業・山口商会を設立。1982年、トータルサービスへと改組し、代理店制度を採用。クリーンビジネス、FCシステムの先駆である米国の事業をリサーチ、1986年、フランチャイズ展開スタート。その後も次々と拡大する。

「どんなものでもきれいにする」信念でスタート

亀岡
ビルの外壁クリーニング業を中心に活躍されているそうですね。

山口恭一
1982年の設立当初は、ハウスクリーニング業としてスタートしました。その後、アメリカのビル外壁保全システムを次々と取り入れ、主にフランチャイズによって拡大しています。

亀岡
例えばどのような実績があるのですか。

山口恭一
このクリーニングシステムが名をあげた実績の1つに、東京ドームがあります。また、これまでの特殊メンテナンス事業に続く新規事業として、「バスタブドクター」というバスリフォームシステムを導入いたします。

亀岡 バスリフォームですか。

山口恭一
まさしく、賃貸住宅を含む、裾野の広いニーズがあると思います。また、加盟する業者にとっても、高い粗利益率を出せるようになっており、効率良く事業展開できるのです。

亀岡
持ち家の場合は、住む人の考え方次第で清掃やメンテの注文も左右されますが、賃貸の場合はそうはいかない。入退室に伴う原状回復や、隣の物件と差別化し入居率を上げるためのリフォームなど、オーナーが必要に迫られてやらなければいけないことが多いのです。

フランチャイズ作りにも自信

先が直角に曲がっている鉄棒を使って、裏からテコを利用して押して持ち上げて平らにする。塗装がはげないので板金塗装をする必要がない。したがって、板金塗装の手間と経費が大幅に縮小される。

(2)エクステリア・リペア
バンパーのキズ、塗装はがれを「5分1500円」から修復する事業。
板金塗装で修理すると多大な費用がかかる車体塗装面の「小さなキズ」を早く、安く、手軽にきれいに出張サービスもできる。

仕上げ内容は次の4種
(イ)ブレンド仕上げ=キズがあったことを全くわからなくする。
(ロ)スクラッチバッフィング仕上げ=浅い傷を研磨で取り除く。
(ハ)タッチアップ仕上げ=傷を目立たなくする。
(ニ)割れ補修=樹脂バンパー等、樹脂製の「バンパーの小さな割れ」を部品を交換することなく補修が可能となる技術。

(3)インテリア・リペア。
車両の内装、家具などを「10分5000円」から修復・カラーリングする事業。
レザーやプラスチックの車内の各部分や、レザー・布張りの家具等の傷みや破れをさまざまな技術を用いて修復、カラーリングすると、ほとんど修理個所の見分けがつかないほど完全に補修ができる。
インテリアリペアの特徴は車両関連に限定されず、家庭用品全般(皮、ビニールレザー、プラスチック、布張り)が対象となるだけマーケットが大きい。

再生の方法は次の3種
(イ)「リペア」=破れや穴を修復する。
タバコの焼けこげ等の「小さな穴」や「傷みによる破れ」等の修復方法。
(2)「同色系カラーリング」=日焼けや傷みによるあせた色戻し。
古びて傷んだ対象物の穴やキズをリペアした後、全体にカラーリングを施して修復する技術。
(3)「デオドラント」脱臭。
車両内装や家具にしみ込んでいるタバコ臭やペット臭を除去する方法、除菌効果もある。

車内の消臭、細菌効果も抜群

【フランチャイズ展開】
フランチャイジーの設置基準数は、各県の中古車ディーラー売上高に基づき算出している。またフランチャイジーは、3種類全部の導入だけでなく1種または3種の導入でもよい。
13大都市を含む都道府県では、中古車ディーラー売上15億円に対して1FC、その他の県では20億円に対して1FCを設置する方針にしている。