日刊工業新聞 1993年(平成5年)2月4日 木曜日

ブラインド超音波洗浄機 レンタルのFC展開
トータル・サービス

トータル・サービス(東京都新宿区西新宿7の5の10,社長山口恭一氏、電話03・3363・1155)は、ブラインドや換気扇などを超音波で洗浄する専用洗浄機「ブラインド・マジック」をレンタル方式で、近く全国フランチャイズチェーン(FC)の本格展開に乗り出す。同機は米国ビジネス・コンセプト社が開発したものを日本向けに改良したもので、トータル・サービスが日本での独占販売契約を結んでいる。92年、国内での販売を開始したところ、買い取りよりもレンタル形式のFC展開を希望する顧客が多い点に着目、事業の展開方法を変更した。これにより同社は掃除代行、木材クリーニング、外壁クリーニングに続く4つ目の事業を推進することになる。
「ブラインド・マジック」はワゴン車で移動可能の2槽(そう)タンク内で、超音波の波動と洗剤、お湯を使い、現場で洗浄作業をする。ブラインドのほか、換気扇や空調フィルター、照明器具のカバーなども洗える。タンク外底部に取り付けたトランスデューサー(超音波発生装置)とジェネレーター(変換装置)の稼働によって、水槽内に40-90キロヘルツの超音波の波動を発生させ、その波動が水の粒子を圧縮、破裂して微細な真空気泡を作り、この真空気泡が落ちにくい汚れを取り除く仕組み。同機は洗浄からリンス、補助洗浄までの作業がブラインド1本あたり3-4分ですむ。
当初、計画していた販売するという方法をレンタル方式のFC展開に改めたのは①1地域内での競合を防ぐ必要から、商圏エリアの確保を要望する顧客が多かった②レンタル方式だと改良機に切り替えやすい—などのため。
FCは原則として1市町村ごとにフランチャイジーを設置する。フランチャイジーには①機械の使用方法とメンテナンス②営業活動の手法③マーケティング戦略などを指導する。同社では、初年度30社、95年度75社、97年度100社のフランチャイジー加盟を見込む。売り上げ目標は、フランチャイジーと直営店合計で、94年度8億円、96年度20億円、98年度30億円に拡大させたいとしている。